個人事業や中小企業の事業資金借入対策

これから起業する方は事業資金集めが非常に重要になってくると思います。わたしは正直いうと起業当初、非常に苦労しました。まあ、IT関係の仕事なのでそれほどお金は必要ないように思うのですが、パソコンや備品、ソフトウェアなど、それなりの金額になります。

また、同時に店舗の立ち上げもやっていたので、相当なお金が必要でした。

といっても、店舗はほとんど手作りでやっていたので、内装自体はなんと100万円ぐらいで済んでしまいました。
それでも、全部で200万円ぐらいは必要だったので、自己資金が足らずに融資を受けることになりました。

ただ、融資を受けるにも、膨大な資料の前に七転八倒、まったくうまくいかず、ほんとにこの時ほど嫌になったことはありません。約10年ほど前ですね。

起業当初は個人事業だったので、個人事業主の信用力のなさと、自分の信用力のなさ、2つが合わさって、非常に辛く虚しい気持ちになったのを覚えています。

ですが、今はほんとにいい時代です。事業資金の借入や融資に新しいカタチができました。

それが、ソーシャルレンディングです。

ソーシャルレンディングは、基本的に投資家を集めて、個人や法人に投資するというカタチです。
これまで金融機関との取引だったのが、一般の方との取引が可能になったのです。

といっても、直接やり取りするわけではなく、金融会社が仲介サポートしてくれます。もちろん信用調査などの審査もその金融会社が行い、なるべく貸し手のリスクを減らす対策も取られています。個人間でのやりとりだと、貸倒しになると大変ですからね。

このシステムのメリットは、スピードと低金利です。しかも審査基準も自分がアピールすることで、融資をうけやすいシステムになっています。非常に魅力的ですね。

ぼくの開業当時にこんなシステムがあれば、迷わず活用していましたね。

いまは、Grow!やCAMPFIREなど、さまざまな新しい資金集めのスタイルが確率しつつあります。
これからが非常に楽しみです。



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